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ハカマ蝶番:多様化する用途と競合製品との比較 No.117
掲載日:2024.04.26
最終更新:2024.04.26
こんにちは、スリーナイン島野株式会社の大下です。
今回は、ハカマ蝶番について紹介させて頂きたいと思います。
はじめに
大型ガラスショーケースや特殊ガラスの使用は、商業施設や展示空間における重要な要素です。しかし、これらの大型ガラスの取り扱いには技術的課題が多く伴います。当社が開発した「ハカマ蝶番」は、ガラスの加工を必要としないため、その使用範囲が広がっています。この記事では、ハカマ蝶番の特徴と、競合他社製品との比較を通じてその優位性を紹介します。
製品の開発背景
ハカマ蝶番は、商業施設の大型化やデザインの進化に伴う大型ガラスショーケースの需要に応えるために開発されました。その革新的な設計は、ガラスへの穴あけや特別な加工を必要とせず、最大耐荷重80kgの軸吊りガラス蝶番として製品化されました。
穴明け不要の利点
ガラスへの穴明け加工は、特に大型や特殊なガラスでリスクが高く、ガラス強度の低下や誤った寸法による作り直しが必要になることがあります。ハカマ蝶番を使用することで、これらの工程を省略でき、破損リスクを大幅に低減します。加工不要というメリットは、硝子加工費のコストカットや納期短縮にも繋がり、設置工程の簡略化は、プロジェクトの時間短縮とコストパフォーマンスの向上に直接貢献します。
競合他社製品との比較
市場には多くのガラス用蝶番が存在しますが、大型ガラスに適した製品は少なく、多くがガラスの穴明け加工や切り欠き加工などを必要とします。ハカマ蝶番は、加工不要で取り付けが可能であるため、設置にかかる時間とコストを大幅に削減できます。特殊ガラスへの適用が困難な他の製品と比べ、ハカマ蝶番はペアガラスや強化ガラスなどにも対応可能です。これにより、デザインの自由度が高まり、多様なプロジェクトに適用できる点で競合製品に優位性があります。
特殊ガラスとの互換性
特殊ガラス、特にペアガラスや強化ガラスは、その構造上、穴開けやその他の加工が困難です。ハカマ蝶番はこの問題を解決し、特殊ガラスへの設置を可能にします。これは、展示場や高級店舗など、美観を重視する場所での利用が期待されています。
まとめ
大型ガラスショーケース用として開発したハカマ蝶番ですが、ガラス加工不要という最大の利点から、特殊ガラスなど用途に応じたガラスへの対応が可能となり、ガラスショーケースだけでなく、メンテナンス扉やデジタルサイネージの保護扉など、新たな用途にも活躍の場を広げ、広範囲の用途に対応可能な製品です。穴あけ不要で設置が簡単であり、競合他社の製品と比較してもその優位性は明らかです。特殊ガラスにも対応可能なこの蝶番で、さまざまなプロジェクトに革新的な解決策を提供しましょう。さらに詳しい情報は、ぜひ当社のウェブサイトをご覧ください。
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