チャンスはたくさん転がっている
自分を変えたら、そう気づいた
清水 裕孝(2007年入社)
会社のせいにしていた過去
大阪府のホームページで優良企業として紹介されていた当社を就職先として選んだのが10数年前。リーマンショックの煽りを受けて内定先が倒産し、就活が仕切り直しになったという背景もあり、仕事には消極的でした。入社当初、お客様の顔を覚えるために与えられた配達の仕事も、自分じゃなくてもいいじゃないか、と軽視しているところがあったんです。
そんな僕が本当の意味で変わることができたのは最近の話。ここでは明るい未来を思い描けないからと転職活動を進めていたとき、「今よりいい条件で採用してあげるよ」と言ってくださる社長さんと出会ったことが大きなきっかけ。その社長さんは、こう続けたんです。「今の会社に不満を持っているみたいやけど、死ぬ気で変えてみようとしたか? 切羽詰まって最終的にダメやったら採用したるから、一度、全力でやってみい」
自分が変われば、世界も変わる
その言葉を聞いてハッとしたんです。僕はこれまで、会社に「してもらう」ことばかり望んでいた。自分が主体となって、行動を起こそうとしていなかった……。そう気づいて以来、できるだけ自分から率先して仕事に取り組むようになりました。どうすれば主体的に働けるかをみんなで考える「働き方研究会」(有志向けに毎月開催されている勉強会)に参加し始めたことも、意識や行動の変化を後押ししましたね。
今となっては、自分を外に開けば、会社にはこんなに成長の機会が溢れているのかとつくづく感じています。創注部に移ったことも、自分が変わるよいきっかけになりました。商品開発についてはずっと手探りで進んでいるような状況で、自身の力不足を感じることも多いのですが、それも含めて仕事を楽しめていますし、何より毎日が充実しています。