BLOG
美術館の大型展示ケースの図面 No.007
掲載日:2021.09.03
最終更新:2022.10.13
みなさんこんにちは。スリーナイン島野㈱の米田です。
今回ご紹介するのは、
「某美術館に設置された大型展示ケースの図面」です。
ご相談を頂いたのは、お得意様の金物店からです。
相談内容は「この図面で実際に収めれるか(施工)できるか?」とのご相談でした。
例えば図面の〇を付けたところでは開き戸を開いた際に、ハカマ部分が上部のセットバックが
短いために接触してしまう。
最低でも「57~8㎜」は欲しいところです。その他にも打合せを行い、現場を収める事が出来
した。また、なぜこれが採用になったかを伺うと、「最大の理由は硝子の重なりが無いという
事」
今回使用される場所は「美術館」という事で見学者が展示物を鑑賞しやすい事が大事になってきます。
そこで金物の選定条件として、重なりが無く・大型ケースに対応しているという事が最大の
決め手になったそうです。
ちなみに設計者に刺さったポイントはあと2つありました。
①搬入効率の向上
→引き戸と開き戸を組み合わせる事により、最大硝子サイズ2枚分の開口が得られます。(※
両端に開き戸を設定した場合)
②安心できる別注製作品
→半別注対応品となるので、安心の耐荷重試験済み
ちなみに硝子施工業者の方には硝子加工が不要であることは好評です。
今回は有難いことに弊社商品は図面指定という形で選定頂いておりました。
設計士の方に弊社商品が知られていて、うれしい限りです。ありがとうございます。
今回ご紹介しました参考図面や部材は下記よりご参照下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお付き合いの程、宜しくお願い致します。
ご意見・ご感想などは info@999shimano.com
件名に「図面ブログ宛」と入れてお寄せ頂けると幸いです(^^)/
以上、米田でした。