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守衛室受付窓・受付カウンター窓の図面 No.011
掲載日:2021.09.06
最終更新:2023.01.12
みなさんこんにちは。スリーナイン島野㈱の清水です。
今回ご紹介するのは「守衛室受付窓・受付カウンター窓の図面」です。
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この受付カウンター窓は3線引で開口を広く取れる様になっており、下レールには『カウンターレール』が使用されています。
ここで「カウンターレール」について解説します
「ヨの字レール」といわれる一般的なものと比べて溝が細くできています。
溝が細いのでトレイ等を受け渡しする時に引っ掛かったりしないのでストレスがありません。
さらに戸車が走る部分にゴミが溜まりにくい形状となっており、戸車にゴミが絡んでベアリングが故障するといった事がほとんどありません。
まさに受付窓に打ってつけの製品です。
受付カウンター窓に適したレールシステムについて
受付カウンター窓に適したレールシステムで「カウンターレール」の他に「上吊タイプ」がございます。
上吊タイプはその名の通り硝子窓を金物で吊ることでカウンターへ下レールを取付けなくても開閉できます。下レールがない分、受付カウンター窓口の掃除が楽になります。
少し話はズレますが、この図面では開口枠と補強枠がビスで施工となっています。
この部分は熔接で施工される事が多いと思っていましたが、最近は「火無し」なんていう言葉も聞きます。
この現場も「火無し」で施工する必要があったのかもしれませんね。
今回ご紹介しました参考図面や部材は下記よりご参照下さい。
最後に「カウンターレール」「上吊レール」を簡単にまとめた動画がございます。合わせてそちらも見て頂ければ、受付カウンター窓の案件があった際のお役に立つと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお付き合いの程、宜しくお願い致します。
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以上、清水でした。