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硝子引き戸ショーケースに対応する鍵たち No.31
掲載日:2022.04.27
最終更新:2022.12.22
プッシュ錠とは
“プッシュ錠”という表現は少々あいまいなところがあるものらしく、“プッシュ錠”が示す鍵には大きく異なったふたつがあるようです。 (1)引き違い扉用のシリンダー式プッシュ錠(鍵を併用)。(2)テンキーによるメカニカル式のプッシュ錠。どちらにも共通していえるのは、“プッシュ”という語句にも表れている通り、「押す」「押し込む」という操作が機構に取り入れられている点です。本項では(1)引き違い扉用のシリンダー式プッシュ錠について、簡単に解説していきます。
シリンダー式プッシュ錠
引戸・引き違いなどで使用される。収納の引き違い扉に用いられる、シリンダー式のプッシュ錠です。シリンダーを押し込むと施錠されるものや、シリンダーに鍵を差し入れ、押し込みながら回して施錠するものがあります。どちらも解錠時に鍵を用い、シリンダーを鍵で回すと、スプリングによりシリンダーが押し出される仕組みをしています。この形式のプッシュ錠はガラスのショーケースなどに用いられていますので、見覚えのあるかたも多いのではないでしょうか。
押し込んだシリンダーが引き違い扉のスライドを固定する、というシンプルな構造です。その一方、他の構造の錠に比べて、セキュリティのレベルは低いといわざるをえません。店舗・オフィスにおいては、ショーケースのガラス引き違い扉やホワイトボード引き違い扉の収納書庫に、このシリンダー式プッシュ錠が用いられている事例があります。
各種プッシュ錠
特長:木製引き戸に使用される。定番タイプ
特長:木製引き戸に使用される。3500番シリーズと比べストロークが長い。
特長:木製引き戸に使用される。子鍵が無く、鍵の管理がいらない。
3750番プッシュロック 同鍵 HL(ヘアーライン) 5・6ミリ
3750番プッシュロック 同鍵 HL(ヘアーライン) 8ミリ
特長:ガラス扉にかぶせて使用することができる。
後付け可能なショーケースロック
プッシュ錠とはことなりショーケースの引き戸硝子直接取付けることが可能です。硝子引き戸厚は5ミリ~8ミリまで対応しており、前後の硝子隙間5ミリ以上あいていれば、重なりが全くなくせも取付けることが出来ます。※重なり0ミリ~75ミリに対応、ディンプルキー採用
プッシュ錠と併用していた抱くことでセキュリティ性能は高くなります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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