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店舗什器 No.43
掲載日:2022.08.01
最終更新:2022.10.03
店舗什器とは?
什器(じゅうき)とは、飲食店や物販店、オフィスなどで使われている備品や機材、家具などを指します。什器は使われる場所や業態によって店舗什器やオフィス什器などに分類され、種類も大きく異なります。 店舗什器とは、飲食店や物販店で使われる什器です。例えば飲食店の場合、レジ台、冷蔵機器、食器、椅子、テーブルなどが什器に当ります。アパレルなどの物販店舗であれば、陳列棚、ショーケース、試着室、マネキンなどが什器となります。
什器と家具・備品との違い
什器とは、元々は日常に使われる道具や家具全般を指す言葉です。そのため、備品や家具と意味が重なる部分も多くなっています。一般的に、家具は家に備え付けるものを指し、家庭で使うものは什器とは呼びません。また、備品は業務で使うために備え付けるものを指し、什器と近い意味で使われています。しかし、業界によっては什器と家具が同じような意味で扱われている場合もあります。例えばオフィスの椅子やデスクといったオフィス什器はオフィス家具とも呼ばれています。一方、店舗什器は店舗家具とは呼びません。このように、什器という用語は業界によって使われ方が異なる場合があります。
什器の基本用語とは?
オフィスや物販店舗など、業態別の具体的な用語解説の前に、各業界や業態で共通する基本的な什器の用語について紹介します。専門的な用語となりますが、おさえておくことで什器の性質や使われ方が掴めるようになります。
什器に関する基本用語と意味
・壁面什器 : 壁面に固定される陳列什器 ・島什器 : フロア内に単独で配置される陳列什器 ・造作什器 : 特注で製作する什器の総称 ・メーカー什器 : オフィス家具製造メーカーが販売する既製品の什器 ・コントラクト : 契約によって大量に作成された特別注文家具
小売・物販店においては、既製品の什器とオーダーメイドの造作什器を使い分けるのが一般的です。ショッピングセンターや商店街の本屋などでは、コスト的に優位なメーカーの既製品を採用するケースがほとんどとなります。一方、ブランドショップやコンセプトショップなどでは、独自の世界観を演出するために、ほぼ造作什器のみで構成されます。 またそのほかに、小売・物販店の什器計画において、よく用いられる用語とその意味を解説します。
代表的な店舗什器(小売・物販店)と概要
・平台 :上部がテーブル上になった陳列用の島什器 ・ゴンドラ什器 :棚の組み換えが可能な島什器 ・ショーケース(Gケース) :主に高級品などを陳列するガラス製の陳列什器 ・キャッシャーカウンター:会計用のカウンターで問い合わせ窓口を兼ねる場合もある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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