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【アニサキス発見!?】UV LEDライト採用事例 No.47
掲載日:2022.08.29
最終更新:2024.06.29
アニサキス検知用で当社UVLEDライトを採用頂きました
皆様こんにちは、スリーナイン島野(株)の上原です。
今回ご紹介させていただくのは、秋田県地盤の某スーパーマーケット様の鮮魚売場様にアニサキスの有無を見分ける目的で当社のNO.74452 UVLEDライト(9灯タイプ 電池付」を採用頂いた件について紹介をしたいと思います。ただその前に「そもそもアニサキスって何?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、少しアニサキスについて説明をさせて頂きます。
アニサキスって何?
アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。 その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含みます)で食べることで、 アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。
アニサキス症(食中毒)の予防はどうしたらいいの?
まずは鮮度!!そして目視て確認。また冷凍 (-20℃で24時間以上冷凍)
加熱(70℃以上、または60℃なら1分)が有効的となります。
※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。
また目視での確認といっても長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のような形状なので見つけるのは時間がかかります。
ご利用して頂いた方のお声
ご購入いただいた方に詳しくお聞きすると、「紫外線ライト(ブラックライト)で発見できることは存じられていましたが、今までの紫外線硬化用のライトは置き型が主流であった為、鮮魚コーナーの作業場では場所をとってしまううえ、魚の細部にフォーカスしづらかったが、当社の商品はハンディタイプで場所をとらず、魚の細部にまでライトを照らす事が可能になり、アニサキス検知作業が大変はかどる」と高評価をいただきました。
魚を紫外線ライト(ブラックライト)で照らすとアニサキスが青白く映るという効能を利用します。
弊社ではスーパーマーケット様に検知用としてご利用していただいたところ、当社品はハンディタイプの為、魚の細かいところまで検知が出来る為、仕事がはかどると大変ご好評いただきました。
当該商品は元々ガラスとガラス用の接着剤を硬化して接着する為の商品として販売しておりました。発売当時には想定していなかった使用用途ではありますが、ご使用されたお客様に喜んで頂く事が出来て大変嬉しかったです。
今後もお客様のご要望を叶えられる商品をご提供し、快適な毎日を過ごす為の一助になればと切に願います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお付き合いの程、宜しくお願い致します。
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