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「硝子1枚分の戸袋を用意することで重なり・クリアランスのない綺麗な見せ方が可能」 No.57

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掲載日:2022.11.11

最終更新:2024.12.12

今回は「硝子1枚分の戸袋を用意することで重なり・クリアランスのない綺麗な見せ方が可能」になります。

屋外ポスターケース

皆様、こんにちは。

スリーナイン島野㈱の寺田です。

今回は硝子1枚:W約1150ミリの硝子を単線レールと戸袋を組み合わせることでも切れ目のない、キレイに納める事ができた納入事例です。

今回の事例はレア!??

大阪市内の某美術館の入口案内掲示板(サイン)に単線引き戸レールを採用されています。

一般的に掲示板は2枚の引き違い戸、又は開き戸のどちらかが一般になります。しかし、引違いであれば中央部分に重なりが発生する、開き戸であれば重なりは無いが上下左右中央部にクリアランスが発生します。

今回はサインが横長というデザインを活かして、戸袋を広く設計しています。

硝子は一枚だけになり、重なり、クリアランスがなくなり、遮るものがなくなり掲示物をキレイに見せる事が出来ます。

折角なので引き戸・開き戸・単線引き戸についてそれぞれのメリット・デメリットを簡単に紹介します。

それぞれのメリット・デメリット

単線引き戸・複線引き違い戸・開き戸の簡易比較表

単線レールは設置のスペースは引き違い戸や開き戸と比べ多く取ってしまうが、重なり部分もなくなり、開口を広く使用出来るのでキレイに見せる事が可能ですね。


屋外ポスターケース図面

上記図面からは少しわかりにくいかも知れませんが、今回の掲示板には防犯・いたずら防止対策としてプッシュ錠を使用しています。

通常は単線レール使用では錠前にプッシュ錠は使用できないのですが、ここではケース無いにアングル上の受け座を設置することでプッシュ錠の使用を可能にしています。


屋外ポスターケースの正面

今回の事例は、横長の掲示板(サイン)形状を利用して、硝子W約1150ミリと大きい硝子サイズが入る戸袋を用意することで複線2枚引き戸、開き戸とも違う切れ目も重なりも無い見せ方が出来たのでは無いかと思います。


当社硝子引き戸は、ショーケースや受付カウンター以外にも掲示板やポスターケースでもよく使われています。

今回ご紹介しました、参考図面は下記リンクよりご参照下さい。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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