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【計算不要】一発でわかる硝子重量表 No.023
掲載日:2022.02.14
最終更新:2022.12.23
皆様、こんにちは。
スリーナイン島野㈱の寺田です。
弊社は硝子引戸、硝子蝶番などの金物メーカーですが、硝子の事も知っておかないと
プロとは言えません。もちろん、餅は餅屋で硝子の事は硝子屋さんの方がずっと詳しいと思いますが…。ところで、皆さんは硝子の重さってどの位あるのか?気にされた事はあるでしょうか?見た目は透明で軽そうに思われるかも知れませんが、意外と硝子って重たいんですよ。では、硝子の重量はどのように計算するのでしょうか?
硝子の重さを出すには、実は決まった計算式が存在するのです。学校では教えてくれない計算式を今回はご紹介したいと思います。
重量計算には比重が大切!!
物質にはそれぞれに決まった割合の重さ(比重)があります。同じ体積の二つの物体があると比重が重い方が重く、比重の軽い方が軽いです。
鉄は7.8、アルミは2.7といった感じです。
硝子(一般的な透明のフロートガラス)の比重は2.5です。これはテストには出ませんが覚えておいて下さい。
硝子重量の計算式
高さ(H)×幅(W)×厚み(t)×2.5(ガラスの比重)
これだけでは、イメージが湧かないと思いますので、例を挙げてみましょう。
5㍉硝子、H=1000、W=800の場合の重さは?
先程の公式に当てはめてみましょう。
1.0(m)×0.8(m)×5(㎜)×2.5=10㎏
※単位にご注意ください。便宜上単位が混在しています。
正解は約10㎏です(あくまで概算になります)
硝子の比重さえ覚えておけば、硝子厚み、高さ、幅が変わっても計算できると思います。実際に街の硝子屋さんもこの計算でおおよその重さを計算されています。
まとめ
弊社商品は硝子と組み合わせてご使用されることが多く、お客様の安心、安全を考えて耐荷重表記をさせて頂いております。
下記に硝子重量計算早見表を載せておきましたのでご参考にして頂けると幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また、次回もお付き合い宜しくお願い致します。
以上、寺田でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお付き合いの程、宜しくお願い致します。
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