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引戸の硝子高さ・硝子幅の簡単計算方法 No.83
掲載日:2023.12.21
最終更新:2024.12.11
こんにちは、スリーナイン島野(株)の西野です。
今回は以前からよくお問い合わせを頂く引戸硝子寸法の計算方法についてご紹介させていただきます。
硝子高さ(H寸法)
解説🦾
硝子底までの長さについては、硝子をコーキングやテープ材で固定される場合はその部材の厚みも含めてください。下部の乗り越え高さが多い場合、又は、上レール深さが浅い場合は、かかり長さが 4 ㎜程度しかとれなくなる場合があります。
乗り越え高さって何?🤔
乗り越え高さとは、引戸硝子を取り付けする場合、上に持ち上げる最小必要寸法です。この寸法の空きが硝子上部に余っていないと、取付けることができません。計算式では、若干の余裕をとり、予備寸法 2 ㎜を確保しています。
レールによって異なる乗り越え高さ😲
⚠実際にご使用になるレールの形状寸法をご確認ください。
硝子高さが足りなかった時の対処法☝🏻
硝子底部分に、高さ調整分の厚みの割り箸やテープ材を詰めて、仕上げることも可能です。
🟢例🟢
硝子幅(W寸法)
解説🦾
重なり・・・引戸の真ん中の硝子が重なっている部分
弊社の既製品は
5・6㍉硝子の場合 重なり40㍉
8㍉以上の硝子の場合 重なり60㍉
の設定で設計しています。
すき間無くピッタリ収める方法👌🏻
(5 ㎜・6 ㎜の場合)
Hハカマの両端にカバー付取付車を使用する場合、カバーの厚み(両端で計 3 ㎜弱)が生じます。そのすき間を無くし、ピッタリ収める方法があります。
・硝子幅をそのままにして、硝子下部の取付車の端カバーが付く部分を切り欠きをする。
・間口寸法からあらかじめ端カバーの厚みを引いて硝子幅を決め、両端に破損止や戸引手を付ける。
🟢例🟢
まとめ
上記の計算式に沿って計算して頂きますと簡単に寸法算出ができます。皆様の作業効率UPに繋がれば幸いです。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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