BLOG
安心と安全を守る!ショーケースの地震対策とは? No.156
展示ケース / 歴史・トリビア / 製品使用・採用事例・商品紹介 / 受付
掲載日:2024.08.27
最終更新:2024.11.15
こんにちは、スリーナイン島野株式会社の西野です。
地震大国である日本において、展示物や商品を守るためのショーケースの地震対策は非常に重要です。地震発生時には、揺れによってショーケースが倒れたり、中の展示物が破損したりするリスクがあります。しかし、適切な対策を講じることで、これらのリスクを最小限に抑えることができます。
今回は、ショーケースの地震対策について、具体的な方法とポイントを詳しく解説します。地震に備えた万全の対策を行い、大切な展示物を守りましょう。
ショーケースの固定
まず、地震対策の第一歩として、ショーケースそのものをしっかりと固定することが重要です。壁や床にしっかりと固定することで、地震時の揺れでショーケースが倒れたり、移動したりするのを防ぎます。専用の固定金具やアンカーを使用して、安全に取り付けましょう。また、ショーケースの上部には転倒防止バーを設置すると、さらなる安全性が確保されます。
ガラス部分の補強で飛散防止
展示ケースのガラス部分は、地震時に割れる危険性があります。安全フィルムをガラスに貼り付けることで、割れた際のガラスの飛散を防ぐことができます。また、ガラス扉が地震で開いてしまわないように、しっかりとロックできる仕組みを導入することも大切です。
展示物の固定で万全の準備を
ディスプレイケース内の展示物も地震の影響を受けやすいです。耐震ジェルマットを展示物の底に使用することで、地震時の滑りや転倒を防止できます。この耐震ジェルマットは透明で目立たないため、美観を損なうことなく使用できる点が魅力です。また、特に貴重な展示物については、ワイヤーで固定することで、より強固な対策を施しましょう。
地震感知装置で自動的に安全確保
最新の技術を活用して、地震感知による自動ロックシステムを導入することもおすすめです。このシステムは、地震を感知すると自動的にショーケースをロックし、中の展示物が飛び出すのを防ぎます。
配置の工夫もお忘れなく
ショーケースの配置も地震対策の一環です。特に人が頻繁に通る場所からは十分な距離を保ち、万が一ショーケースが倒れた場合でも、人に直接被害が及ばないように配置を工夫しましょう。
定期的な点検で長期的な安全を確保
一度設置した地震対策も、定期的な点検が欠かせません。固定具やロックが緩んでいないか、耐震ジェルマットが劣化していないかなど、定期的にチェックし、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。
弊社の地震対策商品のご紹介
- 3400番プッシュ錠(ハカマ用・木製用)…キーレスタイプの錠前です。地震が来た際に引き戸の勝手な開閉を防ぐことが出来ます。
- 引き戸はずれ止…上レールの上部に貼り付け、地震が来た際に引き戸の持ち上がりによる落下を防ぎます。
- ステン持ち上げ返し…引き戸の上部に取付け、引戸はずれ止と同じく、地震が来た際に引き戸の持ち上がりによる落下を防ぎます。
- 2way 耐震ラッチ…ツマミやハンドルの裏側に取付け、地震による引出しや扉の突発的な開閉を防ぎます。
- グリップダボカバー…吸盤付のダボ(棚受)カバーとなっており、地震による棚のずれ落ちを防止します。
- グラフィックス…グリップダボカバーと同じく地震による棚のずれ落ちを防止します。
まとめ
地震に対する備えは、ショーケースを安全に保ち、展示物や商品の被害を最小限に抑えるための重要なステップです。このブログで紹介した対策を参考に、万全の準備を行いましょう。安心して大切な展示を続けるためにも、地震対策を見直してみてはいかがでしょうか?
このブログを通じて、ショーケースの安全対策の重要性を再認識していただき、安全で安心な展示環境を構築する一助となれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお付き合いの程、よろしくお願い致します。
ご意見・ご感想・お問い合わせは info@999shimano.com
件名に「ブログ宛」と入れてお寄せ頂けると幸いです(^^)/