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生地 vs 磨き:真鍮の仕上げによる見た目の変化 No.180


掲載日:2024.10.10

最終更新:2024.12.11

こんにちは、スリーナイン島野株式会社の西野です。

真鍮は、その美しい金色の光沢と加工のしやすさから、建築金物やインテリアなど、さまざまな場面で愛用されています。しかし、同じ真鍮でも「仕上げ」によって見た目が大きく変わるのをご存じでしょうか?

今回は、真鍮角棒の切断面を使って、生地#400の磨き仕上げの違いをご紹介します。

まずは「生地」、つまり真鍮を切断したままの状態についてです。切断した際の粗い断面がそのまま残り、光をあまり反射しないため、どちらかというと鈍い印象を受けます。工業用のパーツや、後で塗装する予定のものに用いられることが多く、あえて自然な無加工の表情を楽しむデザインにも選ばれます。

一方で、「#400程度の磨き仕上げ」は、真鍮の断面を丹念に磨き上げることで、光沢が際立ち、美しい金色に仕上がります。滑らかで均一な表面は、まるで鏡のように光を反射し、高級感が増します。インテリアや装飾品、そして建築金物など、目に見える部分で美しさを強調したい場面で使用されます。

写真の通り、生地の断面は光を吸収するようなマットな質感が特徴で、加工痕がそのまま残っています。一方、磨き仕上げの断面は、まるで宝石のように光を反射し、滑らかで美しい光沢を放っています。

用途に応じて最適な仕上げを選びましょう。

過去ブログのNo.173では、真鍮フラットバーの側面の仕上げとして、今回ご紹介させて頂いた「生地」「磨き」にプラスで「HL(ヘアーライン)」の仕上げもご紹介させてさせて頂いております。そちらも是非チェックしてみて下さい😊

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最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回もお付き合いの程、よろしくお願い致します。

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