BLOG
ガラス製品を美しく守る!破損止とチャンネルの違いと用途 No.187
掲載日:2024.11.14
最終更新:2024.12.11
こんにちは、スリーナイン島野株式会社の西野です。
ガラス製品の安全性と耐久性を支える金属部品として「破損止」と「チャンネル」があります。一見すると形状は似ているU字型の部品ですが、それぞれ異なる用途に適しており、ガラス製品の設置環境や目的に応じて使い分けることが大切です。本記事では、破損止とチャンネルの違いと、その特徴を活かした使用シーンについてご紹介します。
破損止とは?
破損止(はそんどめ)は、ガラスのエッジを保護するためのU字型の金属部品です。ガラスの縁をカバーし、割れや欠けを防ぐため、ショーケースやガラス引戸などで使われることが多く、衝撃や摩耗からガラスを守ります。また、見た目にも美しく仕上がり、ガラス製品のデザイン性を高める役割も果たします。
店舗のショーケースのエッジに取り付けると、お客様が直接触れる場面でも安心して使用でき、製品の保護と安全性を提供します。
チャンネルとは?
チャンネルは、ガラスのフレームや支持材としての役割を持つU字型の金属部品です。破損止に比べて厚みと強度があるため、ガラスの保持力を高め、大きなガラスパネルや仕切り壁、ショーケースフレームとしてよく使用されます。
店舗や商業施設で使用される大型のガラスパネルや展示ケースには、チャンネルがガラスをしっかりと支えるフレームとして活躍します。強度が求められるシーンで使用することで、ガラス製品の安定性と耐久性を確保します。
破損止とチャンネルの選び方
見た目が似ているために混同されがちですが、破損止とチャンネルは使用目的が異なります。破損止はガラスエッジの保護に特化しており、ショーケースや引戸のエッジ保護として最適です。一方、チャンネルはガラスフレームや支持材としての強度が必要な場合に適しており、大型ガラスの安定した設置をサポートします。
- 破損止を選ぶべき場面:ショーケースやガラス引戸、パーティションなど、ガラスのエッジを保護し、見た目もすっきりとした仕上がりを求める場合。
- チャンネルを選ぶべき場面:大型ガラスパネルや重いガラスを安定的に支える必要があるショーケースフレームや間仕切りなど、強度が求められる環境。
まとめ
ガラス製品の安全性と耐久性を保つために、破損止とチャンネルは欠かせない部品です。破損止はエッジ保護に、チャンネルはフレームの支持に優れており、使用シーンや用途に合わせて最適な部品を選ぶことで、ガラスの美しさを保ちながら長期的な使用が可能になります。
当社では、破損止やチャンネルを豊富に取り揃えており、既製品にないオーダー曲げ加工や、90度・45度に切断なども承っております。希望寸法の商品が見つからないという方も、一度弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。用途やご予算に応じて適切な商品をご提案をさせていただきます。
…………………………………………………………………………………………
「図面作成に役立つ資料をご用意しています。」
当社では、図面作成や設計に役立つ製品プラン図を300件以上ご用意しています。
.pdf / .dxf / .dwg形式でダウンロード可能です。ぜひ以下のページからお役立てください!
▼図面ダウンロードはこちら
図面ダウンロードページへ
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお付き合いの程、よろしくお願い致します。
ご意見・ご感想・お問い合わせは info@999shimano.com
件名に「ブログ宛」と入れてお寄せ頂けると幸いです(^^)/