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5mm厚ガラスの引き手加工はどうする?貼るタイプで解決する方法 No.236
掲載日:2025.04.07
最終更新:2025.04.10
こんにちは、スリーナイン島野株式会社の西野です。
「引き手の位置、現場で調整して…」
「5mmガラスだから引き手は片面だけで…」
そんなやりとり、現場でよくありますよね。
従来のガラス引き手加工(船底掘り)では、加工精度・納期・厚み制限など、設計・製作・施工すべての工程で手間と制約が生じていました。
現在は、現場のニーズに合わせて、より簡単・柔軟に対応できる新しい選択肢が誕生しています。
従来工法(船底掘り)の主な課題
😵ガラス厚に制限あり(両面掘りは6mm以上)
5mm厚ガラスが主流のショーケースやパーテーションでは、両面引き手を同位置に掘ることができず、表裏の位置ずらし加工が必要。意匠的にも使い勝手としても妥協が強いられます。
😵ガラスへの加工そのものが高コスト・高リスク
加工には専用設備が必要で、発注・納期も長くなる。施工現場で「やっぱりここに引き手が必要」となっても、やり直しや追加加工ができないという問題が発生します。
😵目立つ・存在感が出てしまう
掘り込みは見た目にも加工跡が出てしまい、ガラス本来の透明感を損なう場合も。
そんな課題をすべて解決するのが「貼れて引手」!

😊ガラス加工不要。貼るだけで即引き手に!
エラストマー製の極薄粘着プレートを使い、ガラス面に貼るだけで引き手として機能。加工作業・工具・職人不要。
誰でも施工可能なので、現場での突発的な仕様変更にも即対応できます。
😊5mm厚ガラスでも両面・同位置に設置可能!
掘り加工のような厚み制限が一切ないため、5mm厚ガラスでも表裏同じ位置に引き手を設置可能。
見た目も使い勝手もスマートに仕上がります。
😊透明で目立たず、ガラスの美観を損なわない
貼れて引手はクリア素材(透明エラストマー)製。
正面から見てもほとんど視認されず、ガラスの意匠性を損なうことがありません。
高級感のあるショーケースや受付まわりにも最適です。
😊貼り直し・取り外しも可能でメンテナンス性◎
「やっぱり位置を変えたい」「一時的に外したい」
そんなニーズにも対応。工具不要で貼り直し・撤去が可能なので、
仮設展示や期間限定の設置にも重宝します。
使用シーン
🎈ガラス引き戸の後付け引き手として
🎈ショーケースや展示什器の透明扉に
🎈オフィスパーテーション、受付カウンターまわりに
🎈工具が使えない現場や短納期現場に
🎈設計変更の多いリノベーション案件にも
製品情報


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まとめ:ガラス引き手加工に“貼る”という選択を。
「掘る」時代は終わり。
これからは、加工レス・目立たず・後付け自由の“貼れて引手”で施工自由度を手に入れましょう。
透明だからこそ、デザインも守れる。
加工不要だからこそ、工期とコストも削減できる。
「貼れて引手」は、ガラス引き手加工の新スタンダードです。
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「図面作成に役立つ資料をご用意しています。」
当社では、製品プラン図を300件以上ご用意しています。
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