これからもこの会社で働きたい
その思いは、前より強まっている
藤岡 直也(加工担当/2005年入社)
自分が作ったものを街中で見かけるとうれしくなる
高校卒業後、ものづくりがしたいという思いで入社してから15年近くが経ちました。やっぱり、自分が作った商品を街中で見かけたときは、世の中に役立てていることを実感できてうれしくなります。あべのハルカスやららぽーと、イオンモールなど、誰もが知っている施設や店舗で使われているのも励みになりますね。社員みんなで年間400件近い新商品のアイデアを出し、毎年40~50点の新製品を発売しているのは当社ならでは。営業部や総務部など、ものづくりに直接携わっていない人のアイデアが商品化されることも少なくないんです。
できない理由ではなく、
どうすればできるかを考える
僕の場合、これまで出したアイデアのうち商品化にこぎ着けたのは1件。毎月1~2点出す “宿題”的な面もあり、けっこうたくさんアイデアを出してきたので、商品化のハードルは高いなぁと実感しています。年数を重ねれば重ねるほど、経験と知識がじゃまをして、はなから無理だと決めつけてしまうところも出てくるので、思い込みを取っ払い、どうすれば実現させられるかという視点から出発するようにしています。
役割が僕を変えた。仕事に対して前向きになった
ターニングポイントは4〜5年ほど前。年配の方が定年で辞めたり、退職者が出たりしたタイミングで部下を持つ立場になり、仕事の割り振りや段取りを任されたことがきっかけです。自分が人に教えたり、人を引っ張ったりする役割を与えられて、責任感が芽生えたんです。最初はかなり戸惑いましたが、この会社で働き続けたい、会社に貢献したいという気持ちが前より強まったのも、そういう役割を与えていただいたおかげですね。
ものづくりらしいものづくりが
できる
「人間だからできること」がまだまだ残っていて、ものづくりらしいものづくりができるのも当社の魅力。工場には昔ながらの汎用機が多いので、組み合わせ方、工夫の仕方次第でいろんなものが作れるんです。他部署の人から「こんなものって作れる?」と訊かれるようになってからは、期待に応えなきゃという気持ちも芽生えました。あとは残業がないことも、長く働き続けてきた理由のひとつ。明るくてフランクな人も多く、職場の雰囲気もいいので、働きやすい会社です。