999の部屋

書籍代の補助


掲載日:2024.10.24

最終更新:2024.11.21

弊社では、昔から自己啓発の為に読書を推薦していました。学生時代はたくさん勉強しますが、社会人になると一気に勉強の機会が減ってしまう。仕事の中で覚えることも多く、対応する事もたくさんありますが、そこで学ぶものは、非常に近視眼になりやすく、自分の業界、自分の仕事、自分の立場であることが、多いです。

 そんな事を解消するためにも、年間4冊(3ヶ月に1冊)くらいのペースで自己啓発としての読書を勧めていました。もちろん内容は本人に任せていますが、年齢や立場、環境が変わることによって、読む本も変わって行くことを私も感じていました。

 毎日新聞に目を通す事もある程度の業界情報や、政治経済、社会の流れを読むことが出来ますが、現代の様にネット記事になってくると、興味のあるものだけが優先的に表示されて、社会全体や、地球全体を見て感じる機会が減ってしまいます。益々、自分で本を買って読むという事、その為に本を探すという行為そのものの重要性が高まってきたようにも思います。

 私は、弊社に入社して、やはり20年、30年という月日が経った時に、たとえ内容を細かく覚えていなくても、実践出来ていなかったとしても、そうやって本を読み続けた努力は必ず大きな力になっていくと考えています。

当初は、知識を得るためだけの読書であったのが、今はインターネットが発達しAIもある中で、知識を得る以上に、コツコツと努力を積み上げる事の大切さも大きな意味を持つようになってきた気もします。

そんな読書を勧めるためにも、弊社では「書籍代の8割補助」という福利厚生の制度を作って、自ら学ぼうとする人を応援する仕組みを作っています。全額補助にしなかったのは、タダで本をもらっても、私自身の経験から(笑)大概「積ん読」(つんどく)だけで読まないことが多い。会社から無理矢理セミナーや勉強会に行かされても、居眠りしてしまうのと同じだと思うからです。少しだけでも自腹を切って自分の意志で本を買ったという行為を大事にしたいと思っての事でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。

島野

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