999の部屋

クリエイションボードの販売


掲載日:2024.11.29

最終更新:2024.11.29

このブログの中にも何度か出てきているかも知れませんが、弊社ではガラス製のホワイトボードの「クリエイションボード」を販売しています。製造施工メーカーへチャレンジしていく一つの製品としても位置づけていますが、販売の前にお見積もり、お問合せ頂いたお客様には、せっかく直接エンドユーザーの方にアプローチ出来る機会だと思って下記の様なお手紙を、見積書とともにお渡ししています。
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    御中

この度は「クリエイションボード」をご検討いただき誠にありがとうございます。

わたしたちは事業を通じて「ともにしあわせに生き、よりよい未来をつくる」ことを目指しています。

これまで70年以上「ものづくり」を通じて社会の進歩発展に貢献してきたつもりですが、世界を知れば知るほど、人類の進歩発展は、地球環境に大きな負担をかけ、誰かの犠牲の上になりたっている「負の側面」もある事を知りました。

大量に生産し、大量に販売する。そんなことだけをいつまでも続けていては、地球は維持できない。未来は良くならない、という想いから金物部品メーカーのわたしたちが、初めてユーザーの方へ直接、受注生産体制で販売する形の製品を開発しました。

盤面が汚れにくく、半永久的にお使いいただけるガラスのホワイトボードというだけではなく、会議室で活発な議論が生まれるような場づくりに貢献する、クリエイティブな発想を壁一面に発散してもらいたい、そんな、お客様一人ひとりが活躍する姿を願い、「クリエイションボード」と名付けました。

設置工事は、わたしたちのお得意先様でもあり、建築業界特有の何層にも重なる下請構造にいるガラス工事業者の方の協力を得ています。可能な限り中間業者を省き、お客様に付加価値の高い製品をお届けすることと、人手不足に困窮する職人業界に少しでも貢献できる施工込みの販売方法としました。

わたしたちは、このクリエイションボードだけで社会が変わるとは思っておりません。しかしながら、この製品を皮きりに、お客様や協力業者様を含め、関わってくださる皆様と、ともにしあわせに生きる事を実現し、すこしでもよりよい未来を将来世代に残せるように努力し続けたいと思います。

スリーナイン島野株式会社

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この手紙に、どれほどの意味があるかは正直分りませんが、モノを作って売るだけでは無く、自分たちの仕事で少しでも社会や将来世代のお役に立ちたい、という想いをお伝えしたいという気持ちで渡しています。

私は仕事とは、「祈り」や「願い」の実現でありたいと思っています。それは祈りや願いは自分の事だけでなく、世界が、未来が、みんなが「こうなってほしい」という利他の想いだからです。利他というと少し宗教的に感じる人もいるので、自分らしく表現するなら、「祈り」や「願い」という言い方をしています。世の中には「業績を上げる事が経営者の役割だ!」と息巻く人もたくさんいらっしゃいます。中小企業で上場もしていない私は、株主からのプレッシャーが薄いという事もあり、もちろん業績を上げる事も大切にしていますが、それ以上にみんなの祈りや願いが実現する社会の創造に貢献したいと思っています。その為にも社会にもっとインパクトを与えられる位成長しなくていけませんね。

最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。


島野

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