999の部屋
32.新規事業
掲載日:2025.03.12
最終更新:2025.03.12
弊社では、現在新規事業を構想しています。詳細は事業がスタートしてから発表をしますが、新規事業をスタートするにあたり、何を大切にしなくてはならないか。を考えました。
もちろん会社組織で営利団体として活動しているので、収益性という部分は考えていますが、それが一番大事かというとそうではない。というのが今現在の我々の考えていることです。二宮尊徳(金次郎)さんは「報徳仕法」で「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は罪悪である」という言葉を残しています。また一万円札にもなった渋沢栄一さんも「論語とそろばん/道徳経済合一論」という「企業の目的が利潤の追求であることは間違いないが、その根底には道徳が必要であり、国ないしは人類全体の繁栄に対して責任を持つことを忘れてはならない」と残しています。
新規事業の立ち上げにあたり、改めて上記の事を考えてみようと思いました。この事業は「誰の」「何のために」「どんな貢献をしていくのか」社内で意見を交わしました。一見、商売と関係が無いように思いますが、その「願い」「祈り」といった志や想いが固まっていないと、事業が始まるとどうしてもブレてしまう。そう簡単に成功することばかりではないでしょう。想定以上の困難と遭遇する事もあるでしょう。そんな時に自社の利益の為だけに始めた事業であれば、簡単にあきらめてしまうかもしれません。大義があり、自社だけでなく、将来世代や社会の為になることであれば、諦めずなんとしてでもやり遂げる事ができると思っています。
私が尊敬する稲盛和夫さんも新規事業を始めるときは「動機善なりや、私心無かりしか」と自問自答を繰り返したという話を聞きました。年内にはなんとか形にしようと思っていますが、一番大切にするべき事はどんな時も忘れないようにしたいと思います。
新規事業がスタートしたときは、是非皆さんに応援してもらえるように精進します!!
ご期待下さい。
最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。
島野