999の部屋
38.2025EXPOその1
掲載日:2025.04.21
最終更新:2025.04.21
先日、2025EXPOに行ってきました。感想も含め何度かに分けて、ブログをあげたいと思います。
個人的には大満足でした。まだまだ物足りないとも感じたので、機会をつくってまた行きたいと思う場所でした。
朝早くオープン前から並んで入場しましたので、予約が取れていない時間に、朝からガンガン回っていました。その中でたまたまですが、フランス館に入場しました。ルイ・ヴィトンやディオールといったスーパーブランドの印象的な展示が圧巻でした。すごいお金がかかっているな。と内心感じながら、自分の感覚では、何を表現しようとしているのだろう。と制作者の意図をどう読み解くのか。そんな事を考えておりました。その後たまたまですが、すぐ近くにコモンズ館という場所があって、一つの国が大きな箱で出展するのでは無く、広いスペースの中、ブースを設けて、我々の業界でいう見本市のような形で多くの国が出展する場所を見学しました。正直、国名を聞いてもどこにあるのだろう?聞いたことのない国など沢山のブースがひしめき合っていました。そんな発展途上国が集まっていましたが、展示内容は、お世辞にもほんとに国を挙げて出てきたの?と思われる展示も失礼ながらありました。そしてそれらの国に共通しているものは、豆(コーヒー、カカオ)・木工品・観光(自然・海)・刺繍といった1次産業に近いPRが主でした。「世界で一番貧しい国」そんなうたい文句で、接客をしてくれる案内の方。フランスのスーパーブランドの展示をみた直後であったこともあり、近代化、工業化、ブランディングして価値を高めていったものとの対比を感じました。もちろん陰の部分もあり植民地化して搾取する側、される側という一面もあるでしょう。同じような材料からスタートし、1本数十万円、数百万円する高級ワインにまで価値を高める事が出来るというのも事実であると感じました。 付加価値を高める。それにはまだまだ可能性があるんだと感じました。ただ、それは誰かの犠牲の上に成り立つものであってはいけない。今回の万博のコンセプトでもある「いのち輝く未来デザイン」として関わるすべての人や文化、環境が潤う様な形で価値を高めていきたい。そう感じました。
最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。
島野